ヨミカキ ソロバン

大学生になったから好きなことだけを勉強する

TOEICスコア400点台、500点台の時にしたこととその反省

英語学習の過程で、TOEICや英検(まだ受けたことはありません)のそれぞれのレベルの時に、どれくらい英語が聞こえたり読めたりしたのか、どんな感じだったのかを記憶が鮮明なうちに記録したものの続きです。

初受験から3か月後に2回目のTOEICを受験することにしたのですが、その間にやったことと、その効果と反省もまとめておきます。

TOEIC初受験の結果

TOEIC初受験の結果は380点でした。

100点満点でいえば40点ですからダメダメなんでしょうが、僕の感想はまったく逆でした。

受験時の感覚ではまったくワケが分からない状態でしたし、もちろん最後まで回答できず、しかも塗り絵もしていませんでした。

4択問題だから確率的に25%、さらに回答していないことを考えて差し引くと、もしかすると200点くらいかもとビビってました。

ですので、僕としては意外な高得点という感じだったのです。

次回の受験までにしたこと

この時の英語力では弱点も何も、そもそもTOEICに手も足もでない感じでしたので、自分で課題を設定することができません。

ですので、次回の受験までに何をすれば良いかをググることにしました。

色々ググった結果、英語上達完全マップを見つけて「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」をやることにしました。

mutuno.o.oo7.jp

選んだ理由は

  • TOEIC公式問題集は1度やって難しすぎた
  • 文法が苦手というか文法用語が嫌い
  • TOEIC用の参考書は文法用語が多い&硬いイメージ

といった理由でTOEIC用の参考書は避けて、

  • 表紙や内容が見た感じやさしそう
  • 最初に300点台から600点台の人向けの学習方法が書いてある
  • だから真面目に取り組めば600点は無理でも500点とれるかも

という理由から「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」をやることにしました。

「英語上達完全マップを10ヶ月やってみた」というサイトの作者さんが、僕が苦手にしている文法よりも先に「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」をやっていたことも理由です。

kanzenmap.nomaki.jp

 

「英語上達完全マップを10ヶ月やってみた」の人みたいな英語超人を目指すは無理に思えても、英語版のアニメを見て楽しめるようになりたいな、といいうのもきっかけでした。

 

後、「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」と同時並行でDuo3.0を真面目にやることにしました。今度はCDも買いました。やはり単語が分からなければ始まらないし、聞こえなければしょうがないというのをTOEIC初受験で痛感したからです。

具体的には、

「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」を1日1セクション、Duo3.0で1日20単語ずつ覚えました。

単語は「英語上達完全マップを10ヶ月やってみた」で紹介されていた英単語学習ソフト P-Study Systemを探していてみつけたAnkiを使いました。

3カ月みっちりやったというよりは、コツコツというかゆるく続けてました

「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」の初めの1サイクル目と2サイクル目が苦しかったですが、3サイクル目になると英語が聞こえてくるような感じになって(これは後にその英文だけが聞こえるというか覚えている、つまり同レベルの英文でも新しい英文は聞こえないことが発覚するのですが)急激に楽になります。

なんだかんだ6サイクルやって2回目のTOEICを受験しました。

TOEIC受験2回目とその結果

分かっていたはずですが、「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」の英文とTOEICはレベルが違いすぎるというのが2回目の受験の感想でした。

380点の初受験の時と特に手ごたえなどに違いは感じられませんでした。3カ月学習がムダだったとは思いませんでしたが、やはり甘くないなというのが実感でした。

が、結果が帰って来てびっくりしました。585点でした。205点アップです

TOEICスコア400点台、500点台の時にやったことの考察

TOEICのスコア600点前後であれば、ところどころ聞こえる(ような気がする)単語をつなぎ合わせて、どんなシチュエーションの話をしているのか想像して(半分以上は早すぎる、読めないので想像すらできませんが)これかなというのを回答すれば取れるレベルということでしょうか?

この「ところどころ聞こえる」単語を増やすために「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」が良かったのだと思います。

理由は、

  • CDに続いてただ声を出すことだけに集中していたので3カ月続けられた
  • 文法や出題形式対策といった細部よりも全体の雰囲気というか、英語の音声や英文に慣れることができる
  • 市販のPart1,2対策などの本からやっても良いと思うが、英語が苦手な僕の場合、読むのもつらく3カ月も続かなかったような気がする

といった感じだと思います。

TOEICの測定誤差は50点くらいあるとかなので、実力は550点くらいかもしれませんが、多分550点くらいまでは、細部が分からなくても少しでもイメージをつかめるようにするという点で「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」が僕には効果があったようです。

TOEICスコア600点前後の英語力

Part1,2は音が聞こえ始めました。が、知らない単語や、リエゾンとかリンキングというのでしょうか、つながって聞こえて理解できないフレーズなどが混じると、それに引っ張られて全体の意味が分からなくなってしまいます。

could、wouldとか、shoud've done、must've doneとかも全然分っていなかったので、この手の助動詞が使われているとパート1や2の単文でも意味がとれない。かなりシンプルな単文のときだけ、聞こえた単語をつないで状況を想像するしかないような感じです。

Duo3.0の例文も複文はほとんど含まれて無いので(そもそも単語を覚えるためのものなので文構造はシンプル)、関係詞とかはもちろん、andとbut以外の接続詞、例えばasとかからして反応できないし、そもそも長い文は想像力さえも追い付かなくなるので、聞こえた単語をつなぐこともできなくなります

リーディングもDuo3.0の単語とかなり違った単語が使われているように感じられ、意味は取れないし、字面を追うのも苦痛でした。意味が分からな過ぎて試験の途中で集中力も途切れてしまい、問題も時間もまだ続くのかという感じです。

次回のTOEIC受験に向けて

2回目のTOEICも試験中はさっぱり出来ないという感じでしたが、結果はついてきていたので、音読を続けようと思いました。

しかし「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」の中級編、上級編は廃盤になっていて中古にすごいプレミアムがついていました。

ググってみると、TOEIC界隈で公式問題集を1冊すみからすみまでやりきることが進められていたので、思い切って次の3カ月はTOEIC公式問題集をまるまる1冊分、音読パッケージのように節で区切って音読したらどうなるか試してみることにしました。

Duo3.0で覚えた単語があまりTOEICにでてこないように感じたので、ちまたで人気の「金のセンテンス」を加え、さらにリーディングの手始めとして同じくTOEIC界隈で人気の「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を加え、合計3冊をやることにしました。

尚、Duo3.0はやめてしまいました。しかし、これは後にTOEIC以外の英語を聴いたり読んだりするために必要になり、かなり忘れてしまってからやり直すことになります。

Duo3.0はTOEIC対策としては遠回りになるような気がする一方で(実際、次の3カ月の間、見ない単語が多くあったので忘れてしまった)、もう少し後で英語版のマンガや洋画のシナリオを読み始めるのですが、知らない単語だと思っていたらDuo3.0に載っていたというようなことが多かった気がしました。

続くかも